【アーカイブ即配信】給食が果たせる教育的役割 ~100%オーガニック給食センターの元センター長に聞く~
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フランスでは、給食の提供方法には主に4つのパターンがあります。
- 自校式:学校内の調理場で直接調理される方式(主に中学校で実施)
- 親子式:自校式の調理場で作られた給食が、隣接する学校にも配達される方式
- 公営給食センター:市町村運営の給食センターで調理される方式
- 民間セントラルキッチン:ケータリング業者など民間委託会社のセントラルキッチンから給食が配達される方式
給食センターの規模は多様で、1,000食/日を提供する公営センターから、40,000食/日を調理する大規模な民間キッチンまで存在します。
今回の勉強会では、フランス・ブルターニュ地方のブリュ市にある市営給食センターで調理主任を務めていたジャン=ジャック・ゲリエさんを講師としてお迎えします。この給食センターでは、主に小学校や幼稚園向けに毎日約1,400食が調理されています。
ジャン=ジャックさんは、全ての子どもたちに100%オーガニックで100%手作りの給食を提供することを目指し、地元の有機食材を最大限に活用してきました。彼は「工業製品のような食べ物を子どもたちに与えて社会に送り出すわけにはいかない」と強く語り、地元の有機生産者や給食関係者と連携し、超新鮮(ウルトラフレッシュ)な給食を提供することにこだわりました。この取り組みにより、2022年にはエコサートから給食センターが有機認証を取得しました。
さらに、ジャン=ジャックさんは子どもたちへの味覚教育の重要性も訴えており、調理主任としての経験から、給食センターが果たすべき役割やその限界についてもお話しいただきます。
こちらは、アーカイブ配信です。

以下にリライトした文をご提案します。
今回の勉強会は、以下の二部構成でお届けします。
【第一部】
- フランスの給食センターの仕組み
- 調理主任の役割と日々の仕事
- 100%オーガニック、100%手作りの給食を実現するまでの道のり
- 有機農産物のプラットフォームからの食材供給
- 給食センターのメリットとデメリット
【第二部】
- 子どもたちへの食育の取り組み
- どのような給食を子どもたちに届けたいか? 理想の給食像
日本でも、給食のセンター化が話題になることが増えてきましたが、子どもたちにとって最善の選択とは何でしょうか?
この勉強会に参加することで、子どもたちが心身ともに健やかに成長するために、どのような給食や食育が理想的かを一緒に考える機会になれば幸いです。
講師プロフィール
ジャン=ジャック・ゲリエ
CPPフランス創設メンバーの一人。ガストロノミーの調理場での経験を経て、ブルターニュ地方ブリュ市の給食センターで17年間勤務。NLP(神経言語プログラミング)にも精通し、給食と食育の発展に尽力しています。
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