キラキラな調理員さん① フトコロへ包み込まれる

子供のころ、小学校の給食の調理員さんの名前は「給食のおばさん」。言われてみると名前を知っているひとがいなかったな。スーパーでグレイトな給食の調理員さんがたくさんいて、みなさんにも紹介したい!そんな思いで、キラキラな調理員さんシリーズを書く。

なんだか包み込まれちゃう人っていません?

ジョンジャックに出会った第一印象がそれ。

はじめて出会った人に対して、100%「素」を出せることはあまりないですよね。

相手だって、ちょっと間合いをとってくることが多いと思うんです。

ブルターニュの給食センター長であるジョンジャックとは、初めて会った日から身体のちからがいい具合に抜けて話せる雰囲気。

給食センターの中でスタッフが何でも話せるリーダーとして信頼が高くて、ここでも給食運営チームをふんわり包み込んでいる。

給食センターで使用する材料はほぼオーガニック

給食センターで使用する材料は、数Km離れた畑からやってくる野菜、ブルターニュのチーズ、地元のパン屋さんがつくる焼きたてのパン、ブルターニュ産のレンズ豆…地元の素材が多用されている。

しかもオーガニックである。

野菜の下処理もセンターでおこなっている

給食の一番の手間といわれているのが野菜の下処理。

泥は極力おとされて納品されているものの、2度洗いが必要になる。ビネガーを使って丹念に洗い、皮をむくのはとても時間がかかる。

野菜はチャレンジな仕事だが、ジョンジャックはここにしっかり時間をかける。

料理が「フレッシュであること」をいちばん大事として、

このフレッシュさが、子供の味覚を育てていく、だから削らない。

他のところを省けばいい。たとえば、おやつなどは出来合いのものをいちぶ取り入れる。そうしたバランスをとることで、仕事のバランスもとっている。

こどもの味覚を育てるワークショップ

舌にある味蕾の場所によって「甘み」「苦み」「塩辛い」「うまみ」「酸味」を感じる。

それぞれの味のうすい溶液を舌にのせると、5味を感じやすい。

5つの味をばらし味わうことで「味」に集中してみる。

単純なことだけれど、このワークショップのあと、「意識」が加わり味わうクセがつく。

ジョンジャックは、子どもたちに手作りのイラストで話す。

ミーティングしよう!

ジョンジャックとミーティングの後に話すのが好きだ。

左のようなイラストにミーティングの時間が詰め込まれる。

こんな色ペンいっぱい持っていくのかな?と最初は思ったのだが、実はペンではなくて、タブレットに指で書いていた。いつだってなんだか楽しくなってしまうのがジョンジャック。

LOVE! LOVE! LOVE!

この文章を読んでくれた方は気がついたかもしれない。

わたしたちはジョンジャックが大好きなのだ!!!!

ジョンジャックの出演ビデオはこちらから