【アーカイブ配信】認証・委託・コスト・物流 ~給⾷の有機農産物の導⼊試験から学ぶ

2023年4月、農林水産省は、有機給食実践に向けて流通経路つくりや関係者構築を目的に、上限400万円の補助金を設けました。
この補助金を利用して有機給食の実践が始まりました。
https://organic-support.info/

NPO法人こどもと農がつながる給食だんだんは、有機給食実現に協力、

認定こども園の関係者を集めた導入初期のための講習、

文化学園杉並中学・高校で、教育課程を通じて有機給食を実現しました。

会員の皆様は、一番下の「C会員の方はこちらから視聴してください」から

AB会員の皆様は、以下右側の会員専用チケット申し込みからお申し込みください。



有機給食の課題としてよく言われる食材コスト、

実は旬のオーガニック食材は、どの地域でも安く出荷できるものがありました。

有機農産物の物流経路を組み立て、

学校、委託会社、栄養士、調理員、保護者や生徒の合意形成を得て

実現の道筋を立てて有機給食を実現したのですが、

どの場所でも長期実現はできませんでした。

それはなぜでしょう?

その課題を考察し、有機給食への課題抽出とどのようにすれば定期的な実現が可能なのか?

お申し込みはこちらから

Peatixチケット販売サイトからのお申し込みです


今回の勉強会は、

補助金プロジェクトに実際に関わったメンバーによる事例の発表と

オンラインパネルディスカッションを通じて、

−有機認証あり、なし?どう考える?
−委託会社の課題
−有機食材コストはどう解決する?
−物流がない!有機給食に欠かせない物流ルート
−教育と有機給食。

などのダイアローグをもとに
有機給食長期実現の入口に立つことを目的とします。


1.補助金の概要と目的 菅野奈穂

2.高知こども園の事例 大石真司

3.高知こども園の講習内容について 太田貴子

4.文化学園杉並中学・高校の事例 メダカのがっこう菅野奈穂

5.パネルデスカッション「認証・委託・コスト・物流~給⾷の有機農産物の導⼊試験から学ぶ」 菅野奈穂、大石真司、太田貴子、富永由三子

認証・委託・コスト・物流 ~給⾷の有機農産物の導⼊試験から学ぶ【アーカイブ配信】をお届けします。

今回は
農水省の補助事業による、高知のこども園と文化学院杉並中学・高校で実施した事例を紹介し、
認証・委託・コスト・物流についての課題と解決法を
都市部
地方
地方都市部
こども園
私立中学校における様々な事例を紹介しました。

こちらをご覧の方は、こちらのお話もおすすめです。

地産地消コーディネーターの富永さんからは、実際に生産者と調理室をつなぐ出荷規格表のおはなしや
農家の希望価格で購入し、スーパーや学校側にもメリットのある実践法を

月に1回のオーガニック給食を週に1➖2回導入するための、こども園と生産者のやり取りや子どもたちに食育の
方法などを高知の大石さんから、

いすみ市の給食のお手本となった豊岡市の様子や、オーガニック給食のための研修会の様子を管理栄養士の太田貴子さんから

杉並の協議会メンバーの菅野さんからは、都心でのオーガニック給食の実現の様子を教育的視点からお話いただきました。

登壇者紹介

菅野奈穂

NPO法人メダカのがっこうスタッフ。ドイツIOB認定オーガニック専門家。
約13年間農林水産省で働き、牛乳乳製品課総括などを務めたが、娘の出産を機に、子どもたちに本当に良いものを食べさせたいと思い、オーガニック給食を広げる活動をするため、今年5月に退職し、現職。

富永由三子
長野県中川村 地産地消コーティネーター
地元の短大を卒業後、保育士として児童福祉施設に就職。2歳~18歳までの子供達のお世話をしながら食事作りにも係わり、調理師資格を取得。
9年勤めた後、結婚を機に中川村へ。
1996年から給食調理員として中川村へ就職。保育所給食に9年携わり2005年から学校給食センターへ異動。
手作り給食にこだわり、『安心・安全・おいしい給食』をめざして15年勤務し、2022年3月に定年退職。4月より、地産地消コーティネーターとして、生産者さんと給食をつなぐ仕事がスタート。
さて1年たった今、地産地消コーディネーターの問い合わせが増えたのだそうです。

給食だんだん代表理事認定こども園の給食改善をはじめ、常務理事に就任後平成27年からは2園の給食を無農薬玄米和食味噌汁付きに移行、乳幼児教育に保護者として17年、職員として15年間、通算32年間関わり、現在は保育園、こども園、幼稚園の給食改善をサポートを続ける

給食だんだん理事
管理栄養士。病院勤務で子どもの栄養に触れ、また自身のアレルギー体質を考えていく中で「栄養と健康」に大きく影響している農業に興味を持ち家庭菜園が趣味に。広い視野、多角的な視点を持つことで調和をとる食の提案を意識しています。

給食だんだん理事
管理栄養士。病院勤務で子どもの栄養に触れ、また自身のアレルギー体質を考えていく中で「栄養と健康」に大きく影響している農業に興味を持ち家庭菜園が趣味に。広い視野、多角的な視点を持つことで調和をとる食の提案を意識しています。

給食だんだん代表理事
食品工学科卒業後地産地消に20代から取り組み、パティスリー、レストランなどに地産地消を導入、2020年からCPPフランスとともにオーガニック給食に取り組む

参考資料:
1月25日に杉並の高校生企画でオーガニック給食日を実現をお手伝いしました。顔の見える地場産オーガニック給食に一歩近づけました。
詳しいビデオはこちらから
https://youtu.be/H8R36fYalj0

東京新聞に取り上げていただきました。
「食の重要性感じて」 オーガニック給食の日 杉並の高校生が企画:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/306088


関連動画

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【アーカイブ配信】 第2回豊かに食べるオーガニック給食 地産地消コーディネートという仕事〜学校給食に地場農産物や有機農産物を導入するには?
【アーカイブ配信】第3回豊かに食べるオーガニック給食 



 

詳しい内容は、ぜひ勉強会の動画をご覧ください。


こちらは、アーカイブ配信です。



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