【アーカイブ配信】魚&漁業〜消費者に知ってほしい海と漁業の世界

魚と漁業消費者に知ってほしい海と漁業の世界
茨城大学人文社会科学部/客員研究員の二平 章さんに伺います。 

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なかなか見えにくい漁業の世界を茨大の研究員二平さんに伺いました

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二平さんからのメッセージ

魚食は頭の働きを良くし、身体の健康に良いといわれ、諸外国はいま空前の魚食ブームです。
日本はこれまで世界で一番魚を食べる国・長寿の国でしたが、近年、日本人の魚消費量は急速に減少し「魚離れ」が深刻です。

大切な食料産業である漁業も農業同様、就業人口は急速に減少、高齢化が進んでいます。日本の国土面積は狭く世界61位ですが漁業資源に対する沿岸国の管轄権が認められる200海里(370km)までの海の面積は世界6位の広さです。

また日本は寒流の親潮、暖流の黒潮が流れ、流氷の海とサンゴ礁の海を持つ世界でもめずらしい国で、日本の海は寒流暖流の魚がたくさん生息し海洋生物多様性が非常に高い海であるとされています。

世界で食料危機が叫ばれる時代にあって、日本のこの豊かな海洋環境と生物資源を生かした食料産業と魚食文化を次世代に伝えていくために私たちは何をしなくてはいけないかを皆で考えてみたいと思います。


 勉強会の内容

‐魚食をすすめる理由

‐魚の消費量の推移

‐世界の研究から魚食のよさとは?

‐日本の漁場の特徴とは?

‐漁業の課題や法律

‐漁獲量の減少理由

‐魚の海上廃棄、なぜ起きる?

‐漁協の従来の資源管理と新漁業法の仕組みの課題

‐国連の目指す持続可能な漁業とは?

‐日本の多様な漁業

‐未利用魚について何が起こっているのか?

‐サスティナブルな魚の消費とは?

 
魚や漁業の背景を知って、学校給食でどんな食材を選ぶのか、食育で子どもたちに伝えたいことなど、
このお話しから責任ある食材選びの参考にしたいですね。

講師 
二平 章(にひら・あきら)さん

茨城大学人文社会科学部/客員研究員
北海道大学水産学部卒業。茨城県水産試験場首席研究員兼部長、立教大学兼任講師、北日本漁業経済学会会長などを歴任。これまでにイワシ・サバ・マグロ・カツオ・ヒラメ・アンコウ・アユ・ハマグリ・シジミなどたくさんの魚介類の研究に従事。ライフワークはカツオの資源や鰹節の食文化史研究。現在、茨城大学人文社会科学部客員研究員、JCFU全国沿岸漁民連絡協議会事務局長。FFPJ家族農林漁業プラットフォームジャパン副代表。農学博士(東京大学)。共編著、世界の食・農林漁業・環境第3巻「ほんとうのエコシステムってなに?」(農文協)


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詳しい内容は、ぜひ勉強会の動画をご覧ください。


こちらは、アーカイブ配信です。



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