【アーカイブ配信】農業を食育へ「在来種大豆」

農と食の新しい連携「たねから作るみそ作り」
原点となったのが、茂木小学校での授業でした。
2017年から毎年行われてきた「たねから作るみそ作り」の授業は、今年で9年目。
子どもたちは、在来種の大豆の種をまき、育て、収穫し、脱穀し、味噌を仕込み、最後に味噌汁として自分たちの体に取り込むという一連の流れを体験しています。
足踏み脱穀機の操作や、風で豆を飛ばす「とうみ」の作業も、子どもたちにとっては貴重な思い出です。
味覚は失われていない。たねから給食へ
「枝豆と大豆が同じ植物だと知らなかった」という声もある中、自分たちで育てた大豆で作った味噌汁は大好評。
神奈川からアースおじさんのキッチンカーを呼び、自然栽培の大豆と麹菌で仕込んだ味噌汁を給食前にふるまったところ、子どもたちは何杯もおかわりをして飲み干しました。
味覚は、まだ失なわれていない。
そう実感できたイベントでした。
そして今、地域で育てた大豆を使って加工した味噌を、実際の学校給食に導入する事例も始まっています。
一つの取り組みがモデルとなり、ネットワークとなり、自給率向上という未来への種を育てています。
2020年パンデミック、家からできることは何か?
2020年春、世界を覆ったパンデミック。外出も人との交流も制限されるなか、多くの人が立ち止まりました。
そんな時期に、栃木県茂木町の在来種「小深在来」の大豆を守る活動をしていた野原典彦さんは、裏山に生えている竹を伐り、竹のプランターで大豆を育てるというユニークなプロジェクトを始めました。
このプランターは野原さんが思っていた以上の反響を呼び、コロナ禍を契機に大きく広がり、地域や東京へ、海外にもわたったプランターもあったそうです。
この講座では、
● 国産大豆、とりわけ 在来種の大豆 がなぜ大切か、その背景と意味を理解する
● 学校給食や保育園給食で、地域の農業とつながりながら食育において何ができるかを考 える
● 実践(自産自消・味噌づくり・子どもとの活動)を通して、子どもたちの食育の実 例に学ぶ
講師|ナチュラルフード森の扉 野原典彦さん

農薬も肥料も施さない自然栽培の青果の販売や流通を手掛けながら、「自産自消」「シェアする農業」を掲げ、茂木町の小深在来大豆や旧足尾地区の「唐風呂大根」などの在来種の保全活動、耕作放棄地や休耕地を利用して、市民参加型の在来さつまいもの栽培や、棚田復活プロジェクトなどのアグリツーリズム事業に取り組んでいる。
AB会員の皆様は、以下右側の会員専用チケット申し込みからお申し込みください。

このイベントは、独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催します。
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