だんだんのめざすオーガニック給食とは?
オーガニック料理とは?What is organic Cooking?
オーガニックは、農業のあり方と食糧生産の方法です。オーガニックファーマーは、高品質な食品生産を目指し、すべての食糧環境システム、地球、植物の健康、動物の健康に配慮した農業です。(英国の有機認証機関のソイルアソシエーションより)
NPO法人「こどもと農がつながる給食だんだん」は、感受性豊かな子どもたちが育つため、環境に配慮した、健康的で高品質な食べ物を地域の方と一緒に考え学校給食を提供することを目的とした団体です。
農業にオーガニック農法があるように、料理にもオーガニック料理法があります。
農家さんが大事に育てた農作物や加工品を子どもたちの手に届けるためには、料理や提供の仕方を考え、食からの教育や栄養素を保つ工夫、子供を見守る温かさを届ける必要があります。
この法人は、給食を提供する者が食や食育を通して、環境を守る行動をとり、学校給食をより豊かにし、子どもたちの健全な給食提供に寄与するように、自ら活動するようになることを目的とし設立します。
食品主権
Food Sovereignty
自分たちの地域で責任をもって食べ物を作る、食べる、コミュニティの食べ物を確保(守る)すること。取り組むこと。
人としての健康を第一として、必要な栄養が含まれた
- 健全な食べものが平等に行き届くことを目的とします。
- 作業性、事情を配慮し、手作りの食品を取り入れる工夫をします。
- 有機に進む方向の人を応援し、環境に負担の少ない農業との共働を優先します
- 関係するすべての人に適正な報酬をもたらし、適切な質の良い食を届けます
- コレクティフは、それぞれの地域の決まりを守り、さらに良い方向に行くような提案をし続けます
共働方法論
MÉTHODOLOGIE D’ACCOMPAGNEMENT
CPPの調理人の経験に基づいて構築された効率の良い方法論を定義する。
- CPPの伴走と意見交換を経て、現場の調理人が自律することができる。
- CPPのサポートや継続したプロのための講習(Parrainage,Formation pour Formateur)により、プロの調理人としての知識や調理技術を相互で補完する。
食べる環境つくり
GRANDES ÉTAPES
環境負荷の少ない、豊かで健康を保つための栄養を取り入れる方法を考えます
- 栄養バランスの取れた、多様性と季節性に対応して献立を作る
- 健康に配慮した、味わい豊かな良質な献立を提案する。
- ・季節の下処理されていない新鮮なフルーツや野菜を取り入れる。
- ・動物性、植物性タンパク質のバランスを取り、植物性タンパク源の豆類や穀類を取り入れる
- コールドプレッションで一番搾りの油とその他の油脂分は用途に応じて選び、必要な分だけ使う
- 味覚の食育をすすめ、生徒とすべての関係者の味覚の食育に対する意識を高める
- 食べる環境を改善する
- 分け隔てなくすべての子どもたちに健康で栄養のある給食を提供します
- 手作りの食べ物を届けます
- 加工品や出来合いの工業製品の代替案を提案します
- 地元の農家と共働します
- 環境に負担の少ない農業を応援して地元にある伝統食や地元の農家を大切にします