高知県研修会
農林水産省の有機農業推進総合対策事業〜管理栄養士 太田貴子
\こどもと農がつながる給食だんだんの講師が動きはじめました〜!/
「日本の給食をオーガニックに」
その想いを胸に高知に行ってきました。
記念すべき日本人講師の初プロジェクトの現場となった高知。温暖な気候と出会う人も明るく朗らかな印象が残る素敵な場所でした。
過去2回の夏の研修会ツアーでCPPフランスのフランス人講師の方達に教わった講習テクニックを参考に
高須幼稚園の給食に地元のオーガニック農産物を時速的に導入する目的というミッションをいただき、
3人のだんだんメンバーで試行錯誤しながら講師への道を歩みはじめました。
有機給食研修会プログラムとは?
当日プログラムは午前中に調理現場の方を対象にした調理実習、午後には高須幼稚園の園長先生や職員の方々、委託給食会社の方々、議員さん、農家さんなど協議会のメンバーに加わっていただき講義や意見交換をする流れの構成にしました。
午前の調理実習は多数のメニューにも関わらず、参加栄養士さん達の連携により予定通り料理が完成。
作ったメニュー
- 手作りカレールー、
- 根菜と豚肉のそぼろカレー、
- 味噌のブラウンシチュー、
- 里芋グラタン粉チーズ風トッピング、
- 小女子の酢浸し、
- いんげんのマヨネーズ、
- 蒸しパン、
- 豆腐の黒蜜がけ、
- 干し柿、カーリーケール、りんご、
- 大根葉のふりかけ、
- さつまいもご飯、
- 雑穀ご飯、白ごはん
初めての研修会を終えて
午後から来られた方々と一緒にみんなで試食。
午後はオーガニックとは?食材、日本の伝統的な製法の調味料、栄養の考え方、人をつなげ地産地消を守ること・・・多角的な視点から考える必要性を学びました。最後に全員順番に想いや考えを共有する場面では、参加者の皆さんが自分以外の立場の気持ちも感じながら発表されていたようでした。
最後には高知でオーガニック給食が広まることを願って、これからも関わりを深めていきたい!という気持ちが湧き上がってきました。
今回、だんだんの卵は足が生えて歩き出しました。子どもの顔と未来をイメージして歩き出します。まだまだひよこですが、だんだんの成長を応援してくださいね。