CPPジャパンが誕生しました。

あけましておめでとうございます。

フランスでは10省庁が食について考えています。

「食べる」ことをさまざまな角度から見て食のシステムを見直す時期と考え、

2018年には食品三部会法(エガリム法)が制定されました。

国レベルだけではなく、立場の違った人々が協力することで小さな地域で、食に対して真剣に取り組んでいます。

CPP(シーピーピー)は、栄養士と調理師が中心の食を考える人が集まり、未来のこどもへ伝えていく持続可能な給食を実現する団体です。

今年2022年、私たちは、栄養士と調理員の立場から日本の給食をさまざまな角度から見て、環境に配慮した、健康的で高品質な食べ物を地域で考えることを目標としています。

2022年にCPPジャパンの活動が始まりました。

「オーガニック」だけでは足りない給食

1950年に時事通信社から出版された中村鎮さんの「学校給食読本」のなかには、コミュニティ・スクールランチ、

食品主権のようなひとことがありました。

地域の大人によって給食を支える…調理員、農家、漁家、学校をコミュニティーの一部として組み込む

学校給食読本 中村鎮 著

オーガニックとは、食品生産から流通、消費されるまで環境、健康に配慮した全体のシステムです。

オーガニックに加えて、地域のおとなと子どもが入って給食ができるのだと考えます。

CPPジャパンの活動がはじまります

高品質な食品を給食に入れるためには、現場での細やかな対応が必要です。

また、価格も高いため他の部分で価格を抑える工夫をします。

  • 調理師や栄養士さんはじめ給食の関係者と解決策をみつけていきます。現場でのワークショップを開催します
  • 調理師や栄養士さんの学校でおはなしします。

地域の応援団をふやすことがコミュニティ・スクールランチへの近道です。

  • フランスの事例の紹介をしながら地域の方とどんな協力ができるのか話し合います。

フランスへの給食研修旅行を提案します

  • まだまだコロナで先がみえませんが、フランスで給食に携わる方たちと交流できたらと考えています。

2022年 CPPのイベント、活動予定

1月 

「中川村の未来に手渡したい食と農を育てる会」とフランスの給食12のストーリーを紹介します

3月 田んぼを作ろう。農家さんと繋がる給食、食育

他団体と共催イベント開催

4月

フランスの給食、スウェーデンの給食事例を紹介

ワークショップ開催

CPPは、参加したい方を募集しています。

CPPはできたばかりの団体です。一緒に給食を考えたい方へ情報を配信いたします。

メール登録された方は、月に1回の情報交換ZOOMミーティングに参加できます。

また、イベントの情報など給食に関連する情報をお届けします。

CPPはできたばかりの団体です。一緒に給食を作りたい方、

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