フィリップさん、フランソワーズさんの「オーガニック料理ってなに?」
2022年4月7日 フィリップさん、フランソワーズさんの「オーガニック料理ってなに?」講演を終了して
#有機給食 #地産地消 #マクロビ #選ぶ基準
ここがポイント
- 料理から始める
- 地でできる野菜+香りは世界から+全部使うブイヨン
#7 フランスより中継 フィリップエネさんのオーガニック料理ってなに??
暮らしの芸術、生き方の技法
オーガニック料理って何?
いままでどれだけの人が考えたことがあるのだろう?
農業に農法があるみたいに、料理にも料理法があります。
どんな食材を買って、誰のために、どんな季節にどんな料理を作るの?
どこで買うかというと、マルシェ?スーパー?やおやさん?ネット通販?自宅の畑?近所からのいただきもの?
さらには、幼児に?高校生に?熱が出ている子どもに?年配の方に?自分に?だんなさんに?
こうやって考えていくと無数の料理があり、その料理は家族から引き継いだものなのか、
自分が勉強したり、本を見たりしてできた料理そうやって自分のものになっていきます。
フランス語でアール・ドヴィーブルという言葉があります。
料理は、アールドヴィーヴルそのものだな、と思いました。
「自分はその自然の一部」
見た目はシンプルなフランソワーズのスープ。
その中にたくさんのフランソワーズが考えていることが料理の技法や材料に入っていました。
中には、ロンドンで長年勉強して講師も勤めたというマクロビオティックの技法が入っていたり
お隣のオーガニック農家が育てた、昨年の最後の名残のかぼちゃや野生のイラクサが入って
その土地でしかできない味になっている。
「自分はその自然の一部」
と言っていた料理はそういうことだったらしい。
地場産+旅のもの+野菜くず+雑穀と豆=オーガニック料理
フランソワーズが選んだ食材は、地場産の野菜、しかも同じ土地から来ているもの、歩いて2分のオーガニック農家から。
【旅のもの】ハーブやスパイスは、香りの部分。コショウやハーブ、しょうが、そばの実入りのごま塩*世界からやって来る香辛料
【野菜くず】ちょっと色が悪くなった部分やにんじんのあたまやしっぽ、昆布も加えて天然の出汁のもとになる。
*ごま塩はごまと塩を混ぜたもの。塩分が減らせる、香りがあるなどの理由でフランスでも通じるくらい人気の調味料。
料理をするということ
毎日のこと、料理を改めて言葉にしてみたら、たくさんの意味が詰まっていました。
手作りじゃなくても、あそこの何々、こどもが好きなんだよね、って感じでたくさん何気なく考えている。
何気ないをもうちょっと考えてみようと思ったフランソワーズの料理とフィリップさんのお話でした。
フランソワーズさんのFB https://www.facebook.com/lesplatsdefrancoise
インスタ https://www.instagram.com/francoiseauvray/
保護中: 「みそ」五味醤油株式会社さん
フランスの学校給食を変えた法律エガリム法②
フランスの学校給食を変えた法律エガリム法①
だんだんのめざすオーガニック給食とは?
【アーカイブ配信】みんな大好き!『超加工食品』の裏側
オーガニック給食の仕組みを知ろう
農とオーガニック給食
オーガニックな調理と栄養
こどもの健康とオーガニック給食
【アーカイブ配信】雑穀=忘れられた穀物 種から種へ 生命がつながるごはん
参照